現代英語では、I love you の否定文はもちろん I do not love you です。一方、初期近代英語での否定文は i live not you であったはずです。生成文法の理論からこの仕組みを解説していきます。
カテゴリー: Explaining Generative Grammar (生成文法解説)
Specifier, Head, Complement—three important components of Generative Grammar—
Specifier, Head, Complement—three important components of Generative Grammar— 1, Head When we Merge verb-… 続きを読む Specifier, Head, Complement—three important components of Generative Grammar—
Case Assignment—how accusative and nominal case is assigned to noun—
Case Assignment—how accusative and nominal case is assigned to noun— 1, accusative case When we Merge V-m… 続きを読む Case Assignment—how accusative and nominal case is assigned to noun—
Merge — how we build phrases and sentences—
Merge — how we build phrases and sentences— 1, the difference between our language and other species’ la… 続きを読む Merge — how we build phrases and sentences—
idioms (イディオム)【生成文法解説】【生成文法家の考え】
多くの文は{主語、動詞、目的語}で出来上がっているはずです。spill the beans 等のイディオムは{動詞、目的語}です。主語は自由に選べるはずです。その一方で、{主語、動詞}のイディオムで、目的語を自由に選べるものは少ないですね。生成文法的に考えればこの理由は自ずと解消されるはずです。
VP Internal Subject Hypothesis (VP内主語仮説)【生成文法家の考え】
VP Internal Subject Hypothesis (VP内主語仮説)【生成文法家の考え】 1)θ-role Chomsky (2006)曰く、人間の言語機能とは、Mergeである。 人間の脳にはMergeとい… 続きを読む VP Internal Subject Hypothesis (VP内主語仮説)【生成文法家の考え】
Merge の性質 (生成文法の基礎)【生成文法家の考え】
Merge の性質 (生成文法の基礎)【生成文法家の考え】 1)人間の言語機能とはMergeする能力である 人間以外にも、言語らしきものを用いて他の個体とコミュニケーションをしている生物は存在する。 例えば、鳥。ある種の… 続きを読む Merge の性質 (生成文法の基礎)【生成文法家の考え】
格の付与(case assignment) 【生成文法解説6】
生成文法的に格の付与とはどう考えられているのかについて解説しました。伝統文法では格に意味があると考えられてきましたが、それが通用しないケースが存在します。例えば、i prefer for him to go. では、him が to go の主語なのに目的格になっています。
生成文法的に関係代名詞節を作ってみる【生成文法解説5】
生成文法的に関係代名詞節を作ってみる【生成文法解説5】 1)関係代名詞とは 伝統文法的には、関係代名詞は代名詞の一種だと考えられている。人を表す人称代名詞(he, you, they等)や、this, that等の指示代… 続きを読む 生成文法的に関係代名詞節を作ってみる【生成文法解説5】
より洗練されたclause typing conditionを目指す【生成文法解説4】
ある文が肯定文か、疑問文か etc. を決めるのは CP 層である。それは正しいのだが、昔の分析はいまいち美しさに欠けていた。ここでは、Roberts や Radford 等の分析を勘案に入れ、より美しい理論を目指す。