ブログ執筆=資産形成

1,資産とは。

土地を持っている人は、それを駐車場にしたり、アパートにすることで定期的な収入を得ることができます。

株を沢山持っている人は、定期的に配当金が転がり込んでくる可能性があります。

相当な額のお金を持っている人は、そのお金を銀行に預けているだけで利息が入ってきます。

このように、将来富を生み出す可能性がある財産のことを資産と呼びます。

ブログはどうでしょうか。

もちろん、僕がこうして定期的にブログを書き続けても、読んでくれる人がいなければ資産価値はゼロです。

なので、ブログが資産になるかは人によるのでしょう。

とは言え、何万行、何百記と執筆を続けるにつれ、文章力がついたり、どういった内容が受けやすいのかということが分かってくるでしょう。

すると、安定して読まれる記事を量産できるようになる可能性が高いです。

もちろん、ここら辺は才能に大きく左右されがちです。

しかし、勉強を通して僕が学んだことは、一人でやることに関しては、きちんとした努力を積むと、それ相応の成果が出る傾向にあると言うことです。

2,ブログは資産足りうるか。

結論、人によります。

勉強でも何でも、一人でやる系のことは、本当にある一定の努力をしないと充分な成果が出ません。

僕は洛南高校という進学校に通っていました。

同級生の多くが勉学の才能にあふれる人たちでしたが、京大に行けたのは、その中でも一握りでした。

具体的には2割くらいでした。その他は神戸大とか慶應とかに行きました。

京都大学に行けた人とそうでない人の差は、やはり才能が一番大きかったと思います。(ここは残酷)

その次が努力の量でしたね。

僕から見て「こいつ本当にがんばってるな」と思わせるような人で、なおかつ京都大学に落ちた人は、僕が知っている範囲ではいませんでした。

かく言う僕はどのくらい努力したのかというと、起きている時間ずっと勉強をしていた記憶があります。まあ、当時は勉強が苦ではなかったので、簡単なことでした。

次に、英語多読問題です。

大学入学後、英語文献がまともに読めなかったことがショックで多読を始めたのですが、専門書が読めるようになったのは、4500万語くらい読んでからでした。

100万語などという「ちゃちい」努力では全然ダメでした。

なので、「ブログ100記事書いたけど収益化無理だった」というのは、「多読100万語したけど専門書が読めなかった」というレベルのことなのかもしれません。

確かに、勉学は完全に資質能力の世界でした。要するに才能の世界でした。

しかし、努力も本当に大きな要因として働いていました。

ブログもきっとそうなのでしょう。

勉強のように、僕みたいな無才でも、あるところまではコツコツ努力を積み重ねることで到達可能なのでしょう。

その後が、本当に才能の世界なのでしょう。残酷なまでに才能が問われて来るのでしょう。ここも勉強と同じかもしれません。

ただ、収益化するというレベルなら、本当に努力だけで可能なはずです。

3,ブログのうまみ。

著作権×WEB

この二つに集約されてきます。

まず、著作権ビジネスとしての強みが、一度作ってしまえば、ずっと自分の物です。

これがどんどん積み重なっていくのですよ。すごくないですか。

さらに、WEB業界の強みとして、始めるのにそれほどお金がかからない、という点が挙げられます。

飲食店を始める場合、テナントを借りるか買うかせねばなりません。

さらに、お皿等の食器類、椅子やテーブルなどの内装、調理用の器具、コンロ、etcが必要です。

さらに、原材料や光熱費、水道代、ガス代、パートへの給料等、定期的にお金がどんどん出ていきます。

もちろん入ってくるお金も結構あるのでしょうが、出ていくお金が結構あるので、「入ってくるお金」引く「出ていくお金」で計算すると、それほど手元に残らないケースが多そうです。

それに、ビジネスに失敗して時に多額の負債を抱えそうですね。

しかし、WEBビジネスは、始めるのにそれほどお金がかかりません。

僕が始めた時は一年あたり1万3000円でブログを運営することができました。

これなら、失敗しても「多額の負債」にはなりませんよね。

4,ブログの厳しさ

安く始められることとコインの裏表になるのですが、敵が多いです。

そして、今後さらに多くなっていくことでしょう。

だって、1万円かそこらで始められるビジネスなんて、そうそうないですからね。そりゃみんな参入してきますよ。

今のYou Tubeが似たような状況になっています。

もうYou Tuberだらけですよね。大学生がバイトのノリで始められるビジネスなので、そりゃそうなります。

ブログも似た状況になってきています。

ただし、幸いなのが、ブログがアフィリエイトという仕組みで動いていることです。

YouTubeは、「視聴回数=収益」という構図で成り立っています。(広告単価が違うので、厳密のは違うが)

なので、視聴回数至上主義です。

しかしブログは、広告が表示されて儲かるという仕組みではなく、そこで実際に読者が買ってくれるかの勝負です。

なので、少ない読者数でも、工夫次第で最低限の収益は出せます。

さらに、過去に書いた記事がずっと自分の物として収益化してくれる可能性もあります。

まさに「ブログ執筆=資産」ですね。

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カテゴリー: Hiroaki

作成者: hiroaki

高校3年の時、模試で英語の成績が全国平均を下回っていた。そのせいか、英語の先生に「寺岡君、英語頑張っている感じなのに(笑)」と言われたこともある。 しかし、なんやかんや多読を6000万語くらい積んだら、ほとんどどんな英語文献にも対処できるようになった。(努力ってすごい) ゆえに、英語文献が読めないという人は全員努力不足ということなので、そういう人たちには、とことん冷たい。(努力を怠ると、それが正直に結果に出る) 今は、Fate Grand Order にはまってしまっていて、FGO 関連の記事が多い。