「来学期頑張る」京大生名言集。レポート締め切り前夜にFate Stay Nightを見る背徳。

迫るレポート提出期限、下がるモチベーション!

どうも、言語学研究家のヒロアキです。

そろそろ期末レポートの季節が近づいてきました。(執筆時7月20日~23日くらい)

頑張らなきゃいけな時期がやってきたわけです。

「じゃあ頑張れよ!」って思うじゃないですか。

でも、なかなか頑張れないんですよ。

一番の原因は勉強が良く分からないことでしょう。

一般読者からすると、「京大生って勉強が得意なんじゃないのか?」と突っ込まれそうです。

これには諸々の事情がありまして、僕は独学で生成文法を勉強しています。

そして、京大の言語学科には、夏期講習を除き、生成文法の授業はありません。

よって、普段僕がやっている勉強は単位に結び付きにくいのですよ。

普段の授業を予習復習0秒で挑んでいるうちに、なんだか分からなくなってしまったというわけです。

もう一つの理由として挙げられるのが、僕の性格です。

僕は昔から、放っておかれると一生懸命勉強するタイプでしたが、強制されると失速してしまうことが多かったですね。

つまり、僕はここぞという時期に弱いのです。

これぞ禁断・背徳。レポート締め切り直前にアニメ一気見

文学部は試験が少なく、成績評価がレポートでなされることが多いです。

ゆえに、「締め切りとの闘い」になるケースが多いのですが、僕の場合は、締め切りが近づくほど、ついついアニメを見てしまう傾向にあります。

僕は普段、ネットで動画を見たりすることはほとんどありません。

私生活のほとんど全ての時間を使って生成文法に関する洋書を読んでいます。

そんな僕でも、レポートの締め切りが近づいてくると、ついついdアニメストアを開いてしまうんですよ。

人って弱いですね。(というより、僕が弱いのか・・・)

昨日なんて、英語でのプレゼンテーション資料を作らねばならないのに、ついついアニメを3本ほど見てしまいました。

今回ドはまりしてしまったアニメは、『fate stay night』(2004年版)です。

元々同人誌を見ていて、アルトリア・ペンドラゴンという僕の知らないキャラが出てきたところが事の発端です。

同人誌のこのキャラが結構僕の好みだったので、ネット検索してみると、fate stay night というアニメに出てくるキャラクターであるということが判明しました。

そこで、fate zeroという作品から見始めました。

はっきり言って、あまりぱっとしませんでしたね。

役者はそろっているのに、物語として展開に欠けるという印象を受けました。

イメージ的には、打ち上げ花火が炸裂せずに落ちていく感じです。

視聴者側に期待感を募らせるのに、大した見せ場もなく、まさに「竜頭蛇尾」のごとく終わっていきます。

はっきり言って、この作品は10話も見れば飽きる類のものだと思います。

僕もそうでした。

しかし、アルトリア・ペンドラゴンというキャラには興味を持ちました。

そこで、Fate Stay Night (2014年製作のリメイク版)を続けて視聴しました。

この作品は前半10話くらいは大変すばらしかったです。

セイバー(アルトリア・ペンドラゴン)と主人公である志郎の恋愛関係(?)が描かれ、観る者を惹きつけます。

しかし、そこから先、アニメ制作側の猛プッシュにより、二人の関係は引き裂かれてしまいます。

アルトリア・ペンドラゴン(セイバー)の代わりに、公式は遠坂凛を志郎とくっつけています。

何でや!

セイバーと志郎が結構いい感じになっている時に、いきなり遠坂凛をメインヒロインに据え返るのは、いくら公式と言えどやり過ぎでしょう。

そのまま、セイバーの立ち位置が明確にならないまま、アニメ『fate stay night (2014年リメイク版)』は幕を閉じました。

あまり釈然としなかったので、(レポートの締め切りが迫っているにもかかわらず)僕は原作を一気観しました。

『fate stay night』(2004年版)です。

この作品を一言で表現するなら、素晴らしかったです。

これに尽きます。

このアニメでは、志郎とセイバーの初恋(?)が中心に描かれています。

最後に倒すべき敵、乗り越えなければならない試練もはっきりしており、観ていて気持ちがよかったです。

確かに、絵柄が古いという指摘はあるでしょう。

しかし、10分程度で絵には慣れます。

むしろ、リメイク版のように、絵だけやたら綺麗で、内容がまとまらないアニメの方が僕は苦手です。

原作(2004年版)は、内容と登場人物の位置づけ共に一貫性があり、観ていて納得できますし、何より面白いです。

登場人物構成は、主人公の志郎以外ほぼ全て女性という、典型的な「ハーレムアニメ」です。

それでいて色ボケしていないところがいいですね。

かわいい女の子多めですが、それだけに頼らず、きちんと内容でも勝負しています。

つまるところ、ギルガメッシュという強敵を倒すのが最終目標です。

ここに主人公とセイバーの恋愛が絡んでくる感じですね。

さらに、最後には二人が別れなければならないという悲しい結末付きです。

レポートを書かなければいけないことは頭では分かっていたものの、ついつい本作品をコンプリートしてしまいました。

来学期頑張る!

追記

今日は8月4日です。8月5日締め切りのレポートと、8月10日締め切りのレポートに追われています。

しかし、今はTEDを見たり、相変わらずアニメを見たりするときもあります。

一見だらしがないように思えますが、こうすると次の日の体調が良かったりします。

いつもはそこそこ難解な生成文法の本を一日中読んでいるので、かなり疲労が溜まっているのかもしれません。

皆さんも「アニメ休憩」をしてみてはどうでしょうか。

作成者: hiroaki

高校3年の時、模試で英語の成績が全国平均を下回っていた。そのせいか、英語の先生に「寺岡君、英語頑張っている感じなのに(笑)」と言われたこともある。 しかし、なんやかんや多読を6000万語くらい積んだら、ほとんどどんな英語文献にも対処できるようになった。(努力ってすごい) ゆえに、英語文献が読めないという人は全員努力不足ということなので、そういう人たちには、とことん冷たい。(努力を怠ると、それが正直に結果に出る) 今は、Fate Grand Order にはまってしまっていて、FGO 関連の記事が多い。