インターフェイスというのは、文の意味の曖昧性を説明するために、「目に見えない移動現象」を想定した理論です。昔は僕自身、インターフェイス懐疑論者でしたが、ちょうど優秀な学者の著作に出会ったことを契機に、この分野も本腰を入れてやります。ちなみに Chomsky (2021a) によると、「インターフェイスレベルは存在しない」らしいです。(笑)
投稿者: hiroaki
高校3年の時、模試で英語の成績が全国平均を下回っていた。そのせいか、英語の先生に「寺岡君、英語頑張っている感じなのに(笑)」と言われたこともある。
しかし、なんやかんや多読を6000万語くらい積んだら、ほとんどどんな英語文献にも対処できるようになった。(努力ってすごい)
ゆえに、英語文献が読めないという人は全員努力不足ということなので、そういう人たちには、とことん冷たい。(努力を怠ると、それが正直に結果に出る)
今は、Fate Grand Order にはまってしまっていて、FGO 関連の記事が多い。
生成文法、最初の一冊
最近、リアル世界で「生成文法をやる時の最初の一冊的なものはありますか」という質問を受けるようになりました。そこで今回は、生成文法初心者向けの教材をまとめてみました。ついでに、和書のおすすめ本にも触れました。
5文型やり直し~Chomsky 全制覇への道
大学入学当初、僕は5文型をやり直さなければならないくらい英語ができませんでした。それはもう、本当に悲惨でした。しかし、今では Chomsky の言語学の文献を全制覇死にかかっています。そこまでの道のり。
多読の地力が伸びてきた【多読6000万語のその後】
多読をやってもやっても、なかなか実力が伸びてこず、自身を失っていました。そんな僕が、少しだけ自身を取り戻した方法。
【成果報告】2~3月は「足踏み」だった【Strong Minimalist Thesis に挑む】
2023年2~3月の成果報告をするとともに、生成文法の Strong Minimalist Thesis の解説も行います。
Stowell (1983) “Subjects across categories” が検索ヒットしない【悲報】
Stowell (1983) “Subjects across categories” が重要文献だということは、以前から聞いていました。 中身を読んでいない以上、どういう現象を扱っているのかは、… 続きを読む Stowell (1983) “Subjects across categories” が検索ヒットしない【悲報】
Languages of birds: do non-human species have languages?
By Hiroaki Teraoka (This is a reproduction of my term paper for an animal history class.) 1. Introductio… 続きを読む Languages of birds: do non-human species have languages?
【俺流】Chomsky スペシャルの作り方【これであなたも生成文法家】
生成文法家なら、Chomsky の論文は日々読んで当たり前です。しかし、彼の著作の大半は学術誌に掲載された論文なので、持ち運びが意外と面倒です。そこで、それらをまとめて製本し、オリジナルの論文集を作ると、かなり便利なのではないかということに気が付きました。こうして作った Chomsky の論文集を Chomsky スペシャルと呼んでいます。今回は、その作り方を解説していこうと思います。
Chomsky の Sophia Lecture (2015) が買えることに感激
Chomsky の Sophia lecture (2015) をどこで買えるのか分からず、困惑していました。しかし、購入サイトを見つけたので、リンクを共有します。
Connecticut 大学言語学科博論へアクセスできるURL 【無料】
https://linguistics.uconn.edu/output/dissertations/