ついにバゼットさんがレベル120になりました。
種火半額と強化大成功率4倍キャンペーンを大いに利用して、やっと到達できた感じです。
さて、これを書いている僕は、今アメリカ合衆国にいます。
やらなければならないことが結構あるのですが、時差ボケでやたら眠たいので、なかなか進みません。
日本にいる最後の数日で、かなりバゼットさんのレベルを上げることができました。しかし、まさか最後のこの瞬間をアメリカで迎えるこのになろうとは、思っもみませんでした。
アメリカに来て思うことは、意外と英語母語話者が少ないということです。
特に都市部ほど、移民が多いせいか、多少訛りのある英語か、英語がかなり怪しい人が多いように感じます。
僕がいるのは田舎なので、英語話者は多いですね。
余談ですが、現地英語のリスニングは、僕にはほとんどできません。
リスニングの練習を(必要性が全く分からないので)していなかったからかもしれませんが、おそらく、たとえ練習していても無理だったでしょうね。
現地人の英語っていうのは、文法とか、そういうレベルの話ではなく、決まり文句を「ごにょ」っと言って終わる感じです。
なので、その決まり文句を知らないと、死にます。
余談ながら、アメリカのテレビは、(アメリカに来て分かったのですが)チャンネルがたくさんあって、ニュース専門チャンネルとか、映画専門チャンネルとかがあります。
そこで驚いたのが、ニュース番組は、ほとんど聞き取れるのです。
まあ、日本にいたときからこれはできていたので、驚くには値しないのですが・・・
ただ、アメリカで現地人が言っていることが全く分からなくて、(日本人が難しいとよくいう)アメリカのニュース番組では、どんな早口のレポーターが言ったことも、大体わかります。
ここから分かったのが、
①速さの問題じゃねえ。
⓷速さよりむしろ弱化が難敵?
②ニュースレポーターっていうのは、どんなに早口でも結局訓練されたアナウンサー。
まあ、書いてある通りです。
CNN がムズイとかほざく日本人は結構いますが、あんなもん全員訓練されたアナウンサー集団です。何がむずいのか僕にはわかりません。
むしろ、一般人の英語は、音脱落とか弱化とかばっかりで、CNNとか ABC とかの記者のそれとはまったく違います。
僕が知っている中で一番聞き取りにくい記者は、ABC ニュースに出てくる気象レポーター(お天気お兄さん?)ですが、アメリカの(田舎)に来てみれば、彼の英語がどんなに聞き取りやすいのか、しみじみ実感するはずです。
その一方で、本場の英語(アメリカの田舎での現地人の英語)に近いと感じたのが、映画の英語です。
ただし、これは現代(もしくは近未来)を舞台にしたアクション映画に限った話です。
例えば、今しがた『ターミネーター4』がやっていました。近未来を舞台にしたアクション映画です。
ここで登場人物が、仲間同士で「ごにょっ」とやり取りをするときのリズム感や、英語の感じが、アメリカ現地英語とかなり近い感じがします。
なので当然、僕には何を言っているのか聞き取れません。
その一方で、ファンタジーものは、僕にはかなり聞き取りやすく感じられました。
仲間同士で「ごにょ」っと何かを言い合うシーンは少なく、長いセリフを比較的はっきり話す傾向があるようです。
初めて見る作品でも、たとえ途中から見始めたとしても、セリフから状況が分かります。
まあ、そんな感じで、アメリカの現地英語は、普通に日本で英語をやってきた人にとっては、聞き取りがかなり難しいものです。
CNN 等のニュースを聞こうとも、直接的な効果がどれほど得られるのか、疑問です。
アクション映画に出てくる、登場人物同士が「ごにょ」っとやり取りする場面は、かなり「リアル」です。
しかし、この手の映画は往々にして、出てくる総単語数が少なすぎるように感じます。ドキュメンタリーやニュース番組を見たほうが、単位時間当たり多くの英語に触れることができるはずです。
普通の修士課程の学生なら、英語文献だけで一週間に200ページくらいは読まないと、やっていけないと思います。(統語論には英語文献しかないから)
ある程度の量をこなすには、やはりある程度の量の英語に日ごろから触れておかないと厳しいです。その点で、アクション映画はセリフの量や総単語数に乏しく、量を積む訓練としてはふさわしくないように感じます。
理想を言えば、僕みたいに、週に400ページ以上英語論文を読みながら、アメリカに長期滞在するというような環境が理想なのでしょうが、僕の場合は学費免除で、しかも大学から給料をもらっているからできていることです。
なかなか全員に勧められることではありませんし、学費免除で給料支給でなかったならば、経済的に、絶対にうちの経済状況ではアメリカに行けていませんでした。