最近読んでいる本がこれ(↓)です。
と言っても、大体いつも本を読んでいるので、ことさら強調する意味がありませんが。
Language Creation and Language Change: Creolization, Diachrony and Development.
この本は論文集であり、Ian Roberts のものがかなり優れています。
彼の英語は簡単で、論文そのものからは、かなり多くのものが学べます。
FGO で例えるなら、再臨素材が手に入れやすく、めちゃくちゃ強いキャラ(鯖)になります。実際には、僕の知る限り、そんなキャラクターは FGO というゲームに存在しません。
ここ1年ほど、僕は Chomsky の著作を中心に読みまくりました。
その甲斐あってか、Chomsky の言っていることはかなり分かるようになりました。
ただ、これはすごいことでもなんでもなくて、一本の論文を20周も30週も読めば、誰だってかなり分かるようになるものです。
この戦法で進んでしまったために起こった弊害が、[Chomsky 以外が何を言っているのかわからない問題」です。
昔の自分からすれば、生成文法(統語論)の論文は、(博士論文を除いて)多くの場合、かなり難しく感じられました。
しかし、読まないわけにはいかず、かなり苦労しました。
ゲームにもおぼれました。(↓)
(読まなきゃいけない文献がすべて英語である)生成文法という世界で、自分は上に行けないことを察し、代わりにゲーム(FGO) で上を目指すと豪語していたこともあります。
しかし、なんやかんやで努力を続け、自分の体調的に、一日2時間くらいしか頑張れない日もありましたが、それでも、とにかく、「今の自分にできることをやる」というのを徹底しました。
すると、今年(2024年)の2月末~3月初め頃に、英語を読む力が劇的に上がりました。
おそらく、ここ10年くらいで1番の伸びです。
よく、「10年1万時間」と言われますが、おそらくそれに相当するものでしょう。
かなり多くの文献が読めるようになりました。
英語を頑張り始めて、10年と半年ほどかかりました。