今日の多読

Ke, Alan Hezao (2019) The syntax, semantics and processing of agreement and binding grammatical illusions. Doctoral dissertation, the University of Michigan.

この論文は、かなり名作です。

僕の修論にも役に立ちそうです。

良い点1:labelling algorithm 理論を採用している点。

良い点2:labelling algorithm での anaphor の考察を行っている点。

良い点3:この論文の著者 (Ke) が、かなりの量の先行研究に当たっているので、①これからこの分野に進出する僕のような読者にとって、良い道案内となっていることに加え、②「この世界の一流の人たちはこれくらいの努力をしているのか」と、読者を奮い立たせてくれる。

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カテゴリー: Hiroaki

作成者: hiroaki

高校3年の時、模試で英語の成績が全国平均を下回っていた。そのせいか、英語の先生に「寺岡君、英語頑張っている感じなのに(笑)」と言われたこともある。 しかし、なんやかんや多読を6000万語くらい積んだら、ほとんどどんな英語文献にも対処できるようになった。(努力ってすごい) ゆえに、英語文献が読めないという人は全員努力不足ということなので、そういう人たちには、とことん冷たい。(努力を怠ると、それが正直に結果に出る) 今は、Fate Grand Order にはまってしまっていて、FGO 関連の記事が多い。