アメリカに来て、10か月くらいになりました。
今までで一番苦労したことを、ランキングにして発表していきたいと思います。
もちろん、ブログで書けないようなことに困ったこともありますが(人種差別とか)、そういうものは、すべて除外して、当たりさわりのない範囲で書きます。
1位:英語
断トツの一位です。はっきり言って、これが群を抜いて突出しすぎて、他は全部おまけです。
一番の地獄
・未だに母語話者が何を言っているのか、一切分からない。
5パーセントでも分かるのだったら、まだまし。完全な0パーセント。
・エピソード1(死にかけた)
①病院行く
②抗うつ剤を(人生初めて)処方される。
③医者は、睡眠薬をやめて、抗うつ剤を飲むようにワイに言ったらしい。
④でも、理解度0パーセントのワイは、「あー、イエス」って、何もわかってないのに言って、その晩、抗うつ剤と睡眠薬を両方飲む。
⑤次の日、意識障害。床や天井がぐるぐる。
⑥病院行く。”I think this medication is too strong for me.”
医者「お前まさかどっちも飲んだんか?」
わい「yes」
医者、「お前な。この薬は中枢神経に作用して、こっちの薬も中枢神経に作用するから、強すぎる」「絶対2ついっぺんに飲むな」
・エピソード2
未だにルームメイトが何を言っているか一切分からない。
ルームメイト(生粋のアメリカ人)が、ワイに何か言ってくるんだけど、未だに一切聞き取れない。
結局いつもパードゥン祭りが開催されるわけだが、ショッキングなのは、何回聞き返しても、同じ速さ、同じ言い回し、同じごにょごにょ声で、何回でもリピートするだけだから、一緒。
生粋のアメリカ人って、聞き返されたときに、ゆっくり言ったり絶対にしてくれないから、こっちとしては、マジできつい。(精神的に)
ワイの友達のジェイクっていう留学生がワイの家(日本)に遊びに来た時、母(ハロー以外の英語を一切知らない)はそもそもゆっくりジェイクに話かけてたし、ジェイクに聞き返されたら、よりゆっくりはなし、加えてよりシンプルなフレーズに変えていた。
ワイ自身はいつもジェイクと英語で話していたから、そういうことはしたことがないが、母の姿を見て、これがフツーだな、と思っていた。
で、アメリカに来たら、ゴリゴリアジア系の顔をしたワイに、本場ネイティブ英語を浴びせて、聞き返されても一切速度を緩めず、よりシンプルなフレーズに変えたりしない生粋のアメリカ人を見て、以下略。
2位:家賃高すぎ問題
家賃に限らず、物価そのものが高い。
あくまで地域差はあるが、大体日本の2~3倍くらい。
物価が高くなった原因:いろいろあるけど、おそらく「最低賃金をあげよう」という施策。ヨーロッパとか、物価が異常に高い国はすべてこの施策をやっている。
最低賃金上昇 ⇒ すべての物のコスト上昇(輸送費、スーパーの店員の人件費、建設作業員の人件費上昇、etc.)⇒ 物価高騰 ⇒ もっと最低賃金上げる。(以下これの無限ループ)
それでも貯蓄するわい。その方法とは?
ワイの主食はパンちゃうで、バナナや!
パン:アメリカ人が焼いている ⇒ 人件費高いから、当然パンの値段も高い。(一斤千円)
バナナ:東南アジア産。主な(アメリカ人が絡む)経費は輸送費のみ。⇒ 安い
一日4本ずつバナナを食べた結果。
鬱がマシになった。おそらく脳内のセロトニンの量が(多少は)上がっている。体感としては、抗うつ剤並みに効力がある。
これはガチな話として、ご家族や友人に鬱やそれっぽい人がおったら、それとなくバナナを勧めておいて。コメの代わりに全部バナナを食べるくらいの勢いでOK。「人助け専門家が勧めとったで」って言ったら、どんなに疑い深い人でも、必ず受け入れてくれるはずやから。
3位:日本の漫画が読めない